アヴェンジャーズのエンドゲームが終わり、マーベルスタジオ制作の映画としては新しい展開を見せることになるのが、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」です。アヴェンジャーズのエンドゲームで、アイアンマンことトニースタークが亡くなった後のピーターが迎える新しいストーリー展開を見せてくれます。
今回は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のあらすじやネタバレ、エンドロールがあるのかどうかについて紹介していきます。
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映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のあらすじ
舞台は、アヴェンジャーズのエンドゲームでサノスを破った後の話です。サノスの指パッチンで地球の人口が半分となってから、失われた人口半分が再び指パッチンで戻った後の話です。トニースタークを失い、悲しみに暮れている中で訪れた夏休み、ピーターは旅行中に好意を寄せるMJと近づこうとします。ただ、その旅行先で悉くトラブルに巻き込まれ、新たな敵(脅威)と出くわします。そこで出会った異次元からきたミステリオと共に、新たな敵と立ち向かうことになるのですが。。。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のネタバレ情報
物語は自然災害にあったメキシコから始まる
スパイダーマン:ファー・フロム・ホームの物語は自然災害にあったメキシコの街並みから始まります。自然災害に出くわしたという街並みは壊滅状態です。そこに訪れたのはニックフューリーです。
ニックは、とある情報を聞きつけてここに訪れました。どうやら自然災害に”顔”があったという情報を聞きつけて訪れました。
そうして、街並みを見ていると見たことがない敵と出くわすことになります。その敵に対して現れたのがミステリオです。彼は異次元の地球から訪れ、新しく現れた敵を倒すために訪れたいうことです。新たな脅威と戦うために、ミステリオとニックは協力して闘うことになります。
ピーターはニックからの電話を避けるが、新たな敵に出会うことに
ピーターは、夏休みを満喫したいが故にニックからの電話を避け続けます。そうして訪れた夏休みの旅行のベネチアで、なんとも不運に新たな敵と出くわしてしまうことになります。そこに現れたミステリアと共に新たな敵と闘うことになります。
そして電話や接触を避けていたニックと出会うことになり、新たな脅威と闘うようにニックに巻き込まれていきます。
ただ、ピーターはヒーローとなることに迷いを感じています。
なぜなら、スタークがいなくなって以降、アヴェンジャーズのリーダーの期待がスパイダーマンに寄せられるようになってきました。その責任の重さやスタークのようにはなれないと感じるピーターは、あくまでも「親愛なる隣人」のままでいようとします。
やむなくミステリアと共闘して新たな脅威は払拭
旅行を満喫してMJと近づきたいピーターは、渋々ニックに従いミステリアと共に新たな脅威と戦うことになります。新たな脅威と戦いは成功して、脅威は無くなったが物語は終わりません。。。
異次元から来たミステリアの正体は。。。
新たな脅威と戦うことで打ち解けていく、ピーターとミステリア。新たな脅威を滅ぼしたところで彼らは話し合います。その中で、亡きスタークから形見として受け取ったイーディスをミステリアに託すことにピーターはしました。なぜなら、ピーターがイーディスを取り扱うより、ミステリアの方がイーディスを持つことに適任だと感じたからです。
そうして、ミステリアはイーディスを受け取ることにしましたが、ここから物語は急転直下します。なんと、ミステリアは異次元の地球から来た人物ではありませんでした。
新たな脅威は、ミステリアがドローンを使った映像技術として作り上げたものであり、ニックもピーターもミステリアに騙されていたのです。そのミステリアの目的は、ピーターから、スタークから託されたイーディスを奪うことでした。
そして、ミステリアは新しいヒーローとして世界を掌握しようとしていたのです。
ミステリアの正体に気づいたピーター
戦いの最中に新たな脅威を映像として映し出していた機械に気づいたピーターは、ミステリアに騙されていたことに気づきます。そして、ミステリアからイーディスを取り戻して彼を止めるために、全面的な戦いを始めることになります。
ところが、巧みな映像技術による異次元の戦いにスパイダーマンは苦戦を強いられることになります。そして、ドローンはスパイダーマンを苦しめることになり、絶体絶命の戦いを強いられることになります。
戦いは終わりミステリアを止めることに成功したスパイダーマン
ボロボロになりながらも、ミステリアを止めることに成功したスパイダーマンは、同じ危機を乗り越えて来たMJとめでたく付き合うことになります。そうして、物語は終わりになります。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム感想
アヴェンジャーズの系譜は受け継がれていく
アヴェンジャーズのエンドゲームでアヴェンジャーズの話は一旦おわることとなりましたが、その系譜はスパイダーマンに移ります。今作では、エンドゲーム以降の話として、スパイダーマンがメインとなりますが、トニースタークの存在は今も残ります。こうした系譜の引き継がれ方は、マーベルファンとしては嬉しい限りです。
ピーターの成長は微笑ましく逞しい
ピーターは、以前のスパイダーマンの頃から若さゆえに未熟でした。それゆえに、ヒーローであることの責任が重く迷うこともあります。そうした彼が成長していく姿に、ファンとしては応援せざるを得ません。スパイダーマンと日常生活のピーターとの狭間で葛藤するピーターは、新たな覚悟を持ってヒーローとして成長していきます。
16歳の等身大の人物でありながら、ヒーローとして成長するピーターを応援して見守っていきたいと思えるのは素晴らしい作品だったたと思います。
新たな脅威は現実に存在する
本作の新しい敵となったミステリアは、身近な現実に起こりうると感じられるものでした。ドローンの映像技術で生じたARは、今となっては不可能ではないように思えます。そのため、技術の悪用によって生じるリスクがあることに警鐘をしているように思えます。そして、ドローンが兵器となった時、生身では機械に立ち向かえないように思います。
そうした現実的に起こりうるであろう技術の悪用を新たな脅威として映画にした点に、感心しました。
映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のエンドロール
エンドロールは2回存在する
映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ではエンドロールのおまけムービーが存在します。そのため、エンドロールが始まった途端に映画館を出るのは禁物です。
そして、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のエンドロールは2回発生します。1回目を見たからといって、安心して映画を出ずに2度目のエンドロールを見逃さないようにしましょう。
1回目のエンドロールは、次作につながる話
1回目のエンドロールでは平穏を取り戻したスパイダーマンがニュースを見るシーンです。ニュースに注目していると、今回のミステリアの真相がわかったとのことです。なんと、ミステリアを殺したのはスパイダーマンで、映像技術で新たな脅威による人々を危険に晒したのはスパイダーマンだったということです。
そして、何より驚きなのがスパイダーマンの正体が、ピーターパーカーであることをニュースされてしまいます。1回目のエンドロールはここで終わります。
2回目のエンドロールはニックフューリ
2回目のエンドロールは車に乗っているニック。運転しているニックですが、なんと正体は、キャプテンマーベルでも登場したスクラル人がニックに扮装していたのです。彼らはニックとして、ピーターに接触して任務をしていました。その任務を本物のニックに伝え、新たな基地で指揮を取るニックのシーンで2回目のエンドロールは終わることになります。
新展開を迎えるスパイダーマン。今後も次作は出ると思いますが、待ちきれません。