2000年のアメリカ映画「タイタンズを忘れない」は、1971年の人種差別が根強かった時代に、白人黒人混合の高校フットボールチームの選手達が、スポーツを通じてお互いを分かり合い、様々な奇跡を起こしていく実話を基にした映画です。
人種差別の壁を乗り越えた先にある話に、感動が待っています。
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Contents
「タイタンズを忘れない」のあらすじ
アメリカの公民権運動以降でも人種差別が強く根付いている1971年に、ヴァージニア州の州立高校にデンゼル・ワシントン演じるハーマン・ブーン(黒人)がフットボールチームのコーチとして白人と黒人の混合チームに就任します。
人種差別は根強いものがあり、チーム活動もうまく行かず、いがみ合ってばかり。うまくいかないながらもお互いを少しずつわかり合うことで人種を超えた絆が生まれ始めます。
チーム合宿で絆が深まり始めたチームメイトですが、街に帰ると依然として差別の渦が蠢く雰囲気に再び上手くいかないことも。
選手やチームがどんな道を歩んで行くかが描かれている人種差別の実話をテーマにした感動映画作品です。
「タイタンズを忘れない」キャスト・監督情報
- 監督・・・ボアズ・イェーキン
- キャスト・・・ハーマン・ブーン(コーチ)【デンゼル・ワシントン】、ビル・ヨースト(コーチ)【ウィル・パットン】ジュリアス・キャンベル【ウッド・ハリス】

「タイタンズを忘れない」ネタバレストーリー
【タイタンズを忘れない】
1971年、ヴァージニア州アレクサンドリア。アメリカ国内では公民権運動が盛り上がり、
この保守的な小さな町にも変化の波が押し寄せてきた。 pic.twitter.com/a22xjxA9mI— オススメ超名作映画! (@introduceM) April 12, 2019
人種差別が強く根付いている1971年に、黒人コーチのハーマン・ブーン(主演:デンゼル・ワシントン)がヴァージニア州の州立高校にフットボールチームのコーチとして白人と黒人の混合チームに就任することから物語は始まります。
思いがけないきっかけから白人黒人混合チームのヘッドコーチに
当初アシスタントとして、チームの役に立つ予定でしたが、全人種を平等に扱わなければならないという世論や法の施行から、教育委員会がブーンをヘッドコーチに就任することとなりました。ブーンからすると白人選手も含めたチームの上に立つことは難しいことと思いましたが、通達に従い白人と黒人混合チームのヘッドコーチになることになりました。
白人の選手を束ねるという上に立ってヘッドコーチをするということは、人種差別主義者に狙われる危険もある時代でした。それを覚悟の上でヘッドコーチになった背景があります。
差別を超えるには時間がかかる
チーム発足当初は、黒人と白人はお互いを知らず恐れる存在であるので、協力するのではなくいがみ合う存在でした。喧嘩も絶えず、お互い歩み寄ることもないので、ブーンは強制的にお互いをわかり合うためのルールを設け、しぶしぶ従う選手達ですが、徐々にブーンの想いが選手に届き始め、選手の心が開き始めます。
そして編入生ロニーを迎え、ロニーの人種にとらわれない行動態度に引っ張られ、チームの心が一つになって行きました。
合宿でわかり始めたチームに待って居たのは、人種差別蠢く街の雰囲気
フットボールの合宿で想いを共有し始めたチームですが、彼らが街(学校)に戻ってみると相変わらず人種差別の雰囲気が蔓延して居ました。一つになり始めたチームですが、そんな差別の雰囲気に、一つになりかけた気持ちがバラバラになり始めます。
リーダー格のゲーリーなどの自主性によって、「もう一度一つになろう(セリフの要約)」と、試合前のウォーミングアップでダンスをすることを提案する。チームの結束力が高まって行くチームは次々と州のフットボール大会で勝ち上がることに成功します。
大会途中にブーンに迫る悪意を持った思惑。だが・・・
順勝ち進むことができているチームの順調さとは別に、ブーンは教育委員会から負けたらクビと宣告されたが、気負わずチームを率いてました。
また、元々ヘッドコーチだったが、ブーンの下に付いている白人ヨーストは、次の試合でチームは負けてヨーストが殿堂入りだと八百長の事実を知らされる。実際に試合に差し掛かると、チームに不利な判定ばかりでしたが、ヨーストが審判に八百長を止めるように促したことで、チームは逆転勝利することに成功する。
ヨーストは、人種差別の悪意を持った思惑に従わず、チームの勝利を優先しました。人種を超えた奇跡が選手達だけではなく、チームを取り巻く周りに影響を持ち始めます。
決勝前に選手にアクシデント
フットボールの強豪校を倒し続けたチームは、ついに決勝戦に駒を進めることができました。ただ、決勝戦を前にした前夜、チームに思いがけないアクシデントが襲います。
主要選手のゲーリーが交通事故に遭ってしまうのです。
決勝は苦戦・・真にチーム力が試されることに
交通事故に遭ったゲーリーが病室から見守る中、州大会の決勝では対戦チームに押される時間が続きます。そんな苦戦が続く時間の中、ブーンとヨーストがお互いに協力し合うことで、チームが結束して徐々に対戦相手に追いつき、結果として逆転勝利をすることができます。
州大会で優勝したチームはそのまま全米大会で2位に輝くことができます。
クライマックスはチームのその後
交通事故に遭ったゲーリーはその後、砲丸投げで金メダルを獲得するなどしましたが、10年後に事故に遭って亡くなります。最後は、ゲーリーの葬儀に参列したチーム関係者が揃いますが、そこには人種差別を超えた黒人も白人も分け隔てがない姿があります。
「タイタンズを忘れない」感想
人種差別が根強かった当時からすると、人種差別の壁はとても高かったのは想像に容易いことは映画を通して知ることができます。だからこそ、人種差別を乗り越えたタイタンズの実話に素直に感動することができると思います。
この話が1971年というそこまで遠くない実話だということも、この映画作品を魅力あるものにしています。
人生の困難な壁を乗り越える勇気には、わずかな一歩から生まれ、そして大きな全身になる感動がこの映画にはあります。
「タイタンズを忘れない」口コミ感想
好きな俳優さんはデンゼル・ワシントンで、彼の映画で一番好きなのは「タイタンズを忘れない」です。それはアメフトの話なんですけど。
— 新井良太bot (@arairyota_bot) May 2, 2019
デンゼル・ワシントンの演技もさることながら、作品の評価も高いことが口コミでわかります。
人生は何の理由もなく辛いときもあるわ。 タイタンズを忘れないの名言
この映画のデンゼル・ワシントン良かったな~~。また歌をノリノリ
— シネマ!シネマ!シネマ! (@cinemasutand) April 30, 2019
映画の名言として有名です。自分の招いたものではなくとも、外的環境から苦難が与えられるものでしょうか。
#タイタンズを忘れない
公民権運動を背景に白人と黒人、差別と偏見と軋轢の中での1つの最高で最強のアメフトチーム。
人種の壁を越えた実話ベースのストーリー。
徐々に打ち解けていく友情と互いの価値を認め合う大切さに、自然と目頭も熱くなる。
やっぱスポーツの持つ力は無限大! pic.twitter.com/ToBvQ9O9ia— taku (@M_BILLION_DREAM) March 21, 2019
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